*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:高値もち合いか
本日の東証グロース市場250指数先物は、高値もち合いを予想する。先週末のダウ平均は769.83ドル安の42197.79ドル、ナスダックは255.65pt安の19406.83ptで取引を終了した。イスラエルのイラン空爆を受け中東情勢悪化を警戒した売りが加速し、寄り付き後、大幅下落。その後、ミシガン大消費者信頼感指数の改善や期待インフレ率の低下を好感し、売りが一段落したが、中盤にかけ、イランによるイスラエル報復ミサイル攻撃開始を受けて、再び売りが加速した。イスラエルが市民を対象にしたイランの報復攻撃を「レッドラインを超えた」と非難したため状況悪化を警戒し、終盤にかけ下げ幅を拡大し、終了。下落した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、高値もち合いを予想する。中東情勢リスクが再燃している中、プライム市場が敬遠されれば、主力株と相関性の低下している新興市場が循環物色の対象となる可能性がある。日経平均が38000円処の水準で足踏みを強いられている状況下で、資金流出の起きていないグロース市場が相対的に選好される状況は続きそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比7pt高の751ptで終えている。上値のメドは760pt、下値のメドは745ptとする。
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