*13:49JST 米国株見通し:弱含みか、中東の混迷やFOMCの政策方針で
(13時30分現在)
S&P500先物 6,038.25(-0.25)
ナスダック100先物 21,956.50(+0.50)
米株式先物市場でS&P500先物は小幅高、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は12ドル安。米長期金利高は底堅く、本日の米株式市場はやや売り先行となりそうだ。
17日の主要3指数は反落。取引後半は下げ幅を拡大する展開となり、ダウは299ドル安の42215ドルと下げに転じた。この日発表された小売売上高は4カ月ぶりにマイナスへ沈み、鉱工業生産も予想外に悪化。低調な経済指標で、消費や景気敏感への売りが強まった。一方、イスラエルとイランの緊張で再び懸念が強まると原油や米国債への買いが優勢に。原油高や金利安を手がかりにシェブロンやエヌビディアが買われ相場を支えた。
本日は弱含みか。トランプ政権はイスラエルとイランの戦闘激化について対応を議論し始め、特に核開発を進めるイランに対し強硬策を示唆。米国の介入による中東の混迷が深まると予想され、全般的に売りが出やすい。連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利据え置きが見込まれるものの、中東の緊張で原油高に振れ今後の政策決定に影響を与える可能性が示されれば指数の下押し要因になる。全般的に不透明感が深まり、19日の休場を前にり優勢の展開とみる。
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