閉じる ×
閉じるボタン
有料会員限定機能の「クリップ」で
お気に入りの記事を保存できます。
クリップした記事は「マイページ」に
一覧で表示されます。
マネーポストWEBプレミアムに
ご登録済みの方はこちら
小学館IDをお持ちでない方はこちら
FiscoNews

【注目トピックス 日本株】富士紡HD Research Memo(6):成長戦略を推進するうえでの健全な財務体質は盤石

*12:06JST 富士紡HD Research Memo(6):成長戦略を推進するうえでの健全な財務体質は盤石
■業績動向

3. 財務状況と経営指標
(1) 財務状況
富士紡ホールディングス<3104>の2025年3月期末の財務状況は、資産合計が前期末比4,096百万円増加の66,608百万円となった。これは現金及び預金が減少したが売上債権が増加したためである。また、固定資産は同2,733百万円増加の41,556百万円となった。これは研磨材事業や化学工業品事業における設備投資により有形固定資産が増加したことなどによる。負債合計は同609百万円増加の19,148百万円となった。流動負債は同742百万円増加の12,499百万円、固定負債は同132百万円減少の6,649百万円となった。これは、長短借入金のほか設備関係支払手形などのその他流動負債が減少した一方で、仕入債務や未払法人税等が増加したことなどによる。純資産合計は同3,486百万円増加し、47,460百万円となった。これは、剰余金の配当による減少が1,304百万円あった一方で、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による増加が4,477百万円あったことなどによる。

(2) 経営指標
短期借入金の返済効果により有利子負債は471百万円まで減少し財務状況が改善され、財務の健全性指標である流動比率200.4%、自己資本比率71.3%、有利子負債比率1.0%と、財務体質は強固であり、中長期的な成長戦略を推進するうえでの経営基盤は盤石であると言える。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水啓司)

<HN>

fisco

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。