*07:36JST 今日の為替市場ポイント:参院選の結果はおおむね想定通りでドルは上げ渋る可能性
18日のドル・円は、東京市場では148円29銭から148円89銭まで反発。欧米市場では148円19銭から148円85銭まで反発し、148円80銭で取引終了。本日21日のドル・円は主に148円を挟んだ水準で推移か。参院選の結果はおおむね想定内で石破首相は続投の意向であることから、ドルは上げ渋る可能性がある。
報道によると、自民党総裁の石破首相は7月20日、首相を続投する意向を表明した。自民・公明の与党陣営は参院で過半数議席を獲得できない見込みのため、野党との協力態勢の構築を検討することになりそうだ。ただ、財政支出の拡大によって日本の財政が大幅に悪化し、円安が進行するとの見方はやや後退しており、新たな米ドル買い・円売り材料が提供されない場合、目先的に米ドル・円は148円を挟んだ水準で推移する可能性がある。
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