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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】中部鋼鈑—1Q減収なるも、レンタル事業およびエンジニアリング事業は堅調に推移

*17:41JST 中部鋼鈑---1Q減収なるも、レンタル事業およびエンジニアリング事業は堅調に推移
中部鋼鈑<5461>は30日、2026年3月期第1四半期(25年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比31.1%減の120.42億円、営業利益が同87.8%減の3.40億円、経常利益が同82.8%減の4.92億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同83.6%減の3.35億円となった。

鉄鋼関連事業の売上高は前年同期比54.56億円減の113.86億円、セグメント利益(営業利益)は同24.44億円減の2.70億円となった。鉄鋼需要の低迷と前期の製鋼工場事故による一時受注停止の影響で、主要製品である厚板の販売価格・販売数量ともに前年同期を下回った。また、主原料である鉄スクラップ価格は下落したものの、減産の影響等により製造コストは前年同期を上回った。

レンタル事業の売上高は同0.09億円増の1.93億円、セグメント利益(営業利益)は同0.05億円増の0.20億円となった。厨房用グリスフィルターのレンタル枚数積み上げと価格改定の実施に加え、厨房設備メンテナンス及び広告看板制作の受注も増加したことから、増収増益となった。

物流事業の売上高は同0.14億円減の1.29億円、セグメント利益(営業利益)は同0.26億円減の0.27億円となった。危険物倉庫におけるリチウムイオンバッテリーの取扱量減少と人件費をはじめとする諸コストの上昇により、減収減益となった。

エンジニアリング事業については、設備製作及び修繕工事の着実な積み上げにより、売上高は同0.15億円増の3.32億円、セグメント利益(営業利益)は0.01億円(前年同期は0.03億円の損失)となった。

2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比19.7%増の611.00億円、営業利益が同84.9%増の50.00億円、経常利益が同92.3%増の50.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同90.5%増の33.00億円とする期初計画を据え置いている。

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fisco

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