*15:31JST いい生活---1Q増収、サブスクリプション・ソリューションともに伸長
いい生活<3796>は7日、2026年3月期第1四半期(25年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.3%増の7.49億円、営業損失が0.13億円(前年同期は0.34億円の損失)、経常損失が0.17億円(同0.30億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.13億円(同0.23億円の損失)となった。
同社グループは、「テクノロジーと心で、たくさんのいい生活を」というミッションの実現に向け、「心地いいくらしが循環する、社会のしくみをつくる」というビジョンを掲げ、不動産市場における様々な課題を解決するSaaS(継続課金モデルのクラウドサービス)を企画・開発・提供することで、不動産市場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する事業を展開している。
サブスクリプション売上は前年同期比4.6%増の6.52億円となった。引き続き新規顧客の獲得や既存顧客へのアップセル/クロスセル等が進み、前年同期より0.28億円の増収となった。サブスクリプションの顧客数は6月末時点で1,566法人(前年同月1,512法人)となり、平均月額単価は6月実績約141,100円/法人(前年同月139,700円/法人)となった。
ソリューション売上は同10.4%増の0.97億円となった。特定顧客向けのいくつかの同社SaaSの導入支援プロジェクトの完了等により、前年同期より0.09億円の増収となった。
2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.5%増の31.96億円、営業利益が同1.07億円、経常利益が1.06億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.72億円とする期初計画を据え置いている。
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