*16:39JST 東証グロ-ス指数は小幅続落、プライム市場に資金向かう展開
東証グロース市場指数 1006.33 -2.18/出来高 3億3602万株/売買代金 1899億円東証グロース市場250指数 778.02 -2.51/出来高 2億2480万株/売買代金 1575億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はそろって小幅続落。値上がり銘柄数は299、値下がり銘柄数は271、変わらずは36。
東京市場が3連休中の先週末8日の米国株式市場で、ダウ平均は反発。年内の利下げ期待や米ロ首脳会談期待が株価支援要因となった。昨日11日のダウ平均は反落。
米中関税停止期限や今週予定されている米ロ首脳会談を控え調整色を強めた。終盤にかけ、対中関税停止期限の延長が報じられたが想定内と見られた一方、消費者物価指数(CPI)を警戒した手仕舞い売りが重しとなった。
今日のグロ-ス市場は朝高の後はやや売りが優勢の展開となった。グロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は0.07%安となった。東京市場が3連休中の米株式市場で主要指数が底堅く推移したことが東京市場の株価の支えとなり、東京市場全体にリスク選好の動きが強まり、新興市場も朝方は買いが先行した。一方、今日は日経225先物が最高値を更新するなど、東証プライムの主力株が活発に物色され、新興市場には投資資金が向かいにくかった。また、新興市場は引き続き高値警戒感が意識され、積極的に上値を追う動きは見られず、今日の東証グロース市場指数は朝高の後は上値が重く、午前の中頃からは小幅安水準で推移する時間が長かった。
個別では、26年3月期業績予想を上方修正したクラスターT<4240>、上期営業利益が78.3%増となったオープンワーク<5139>、25年12月期業績と配当予想を上方修正したロボペイ<4374>、第1四半期営業利益が83.4%増となったSTG<5858>が上げた。
時価総額上位銘柄では、トライアル<141A>やフリー<4478>が上昇。値上がり率上位には、アルファクス<3814>、WillSmart<175A>などが顔を出した。
一方、第3四半期累計の営業利益が69.2%増だが上期の80.9%増から増益率が鈍化したエスユーエス<6554>、通期予想の営業利益に対する第1四半期の進捗率が4.1%
にとどまったライトアップ<6580>、前週末まで3日連続ストップ高の反動安となったBTM<5247>、前週末高値でひとまず達成感が広がったリボミック<4591>が下げた。時価総額上位銘柄では、タイミー<215A>やサンバイオ<4592>が下落。値下がり率上位には、揚羽<9330>、JDSC<4418>などが顔を出した。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4586|メドレック | 94| 22| 30.56|
2| 3814|アルファクス | 132| 30| 29.41|
3| 4240|クラスターT | 393| 80| 25.56|
4| 5858|STG | 1820| 270| 17.42|
5| 175A|ウィルスマート | 1200| 132| 12.36|
6| 5139|オープンワーク | 1247| 128| 11.44|
7| 5577|アイデミー | 781| 77| 10.94|
8| 4169|エネチェンジ | 364| 34| 10.30|
9| 7061|日本ホスピス | 1120| 85| 8.21|
10| 7080|スポーツフィ | 815| 61| 8.09|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 9330|揚羽 | 905| -300| -24.90|
2| 5247|BTM | 1036| -300| -22.46|
3| 4418|JDSC | 1038| -221| -17.55|
4| 246A|アスア | 668| -120| -15.23|
5| 260A|オルツ | 13| -2| -13.33|
6| 7079|WDBココ | 2689| -391| -12.69|
7| 4563|アンジェス | 70| -10| -12.50|
8| 151A|ダイブ | 870| -119| -12.03|
9| 2321|ソフトフロン | 224| -24| -9.68|
10| 4448|kubell | 472| -48| -9.23|
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