*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:買い戻しや日本買い機運の高まりで高値更新
8月18日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比11pt高の803pt。なお、高値は805pt、安値は790pt、日中取引高は2058枚。先週末の米国市場のダウ平均は反発。
連邦準備制度理事会(FRB)の利下げの行方が不透明となり、寄り付き後、まちまち。ダウは、ユナイテッドヘルス(UNH)の上昇がけん引し堅調に推移も、ミシガン大消費者信頼感指数が予想外に悪化したほか期待インフレ率の上昇で中盤にかけ失速した。一方、ナスダックはトランプ大統領が半導体200%-300%関税を近く発表すると警告したほか、半導体関連企業のアプライド・マテリアルズ(AMAT)決算を嫌気し同セクターの売りが重しとなり、終日軟調に推移し、まちまちで終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比1pt安の791ptからスタートした。米露首脳会談での停戦案不調や、先週までの上昇を受け、朝方は売りが見られたものの、切り返し後は上昇加速。踏み上げによる買い戻しに加え、グローバルな資金による日本買い機運の高まりもあり、日本市場全体に買いが波及した。買い一巡後は、一進一退ながらも高値もち合いに終始し、連日の年初来高値更新となるとなる803ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、コンヴァノ<6574>やアクセルスペースHD<402A>などが上昇した。
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