*16:35JST 日経VI:小幅に上昇、高値警戒感が継続
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は18日、前日比+0.24(上昇率0.98%)の24.85と小幅に上昇した。なお、高値は25.34、安値は24.73。先週末の米株式市場でダウ平均が小幅ながら反発したことが東京市場の株価の支えとなり、今日の東京市場は買いが優勢の展開となった。一方、日経225先物は先週末15日に850円高と大幅に上昇したこともあり、高値警戒感が意識された。こうした中、今日は日経225先物が取引開始後の売り買い一巡後は底堅く推移したことから、高値警戒感が継続し、日経VIは終日、先週末の水準を上回って推移した。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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