*17:11JST 新興市場銘柄ダイジェスト:rakumoは年初来高値、AppBankが急落
<2164> 地域新聞社 644 -14
続落。1日の取引終了後、「AI推進支援室」を新設したことを発表、買い先行も上値は重い。同社は、25年7月8日付けで「生成AIを活用した心理状態デジタルツインによる広告効果最大化技術」に関する特許出願を完了しており、「AI推進支援室」ではこの技術を最大限に展開するための環境整備を進めていく。また生成AIを業務の生産性向上や新規事業創出に役立てるための取り組みを体系的に推進し、特許技術の実用化、生成AI活用の推進、社員のAIリテラシー向上等の施策を重点的に実施するとしている。
<4388> エーアイ 548 +1
反発。AI音声合成エンジンAITalkの防災行政無線への累計導入数が950件を超え、全国自治体の55%に採用された。同社では広域に明瞭な音声を届けることが求められる防災行政無線に、AITalkとともに特定周波数強調などの音声了解度改善技術を提供している。これにより雨風などの騒音下や広域での聞き取りやすさに貢献するほか、高音域が聞こえにくくなる高齢者にも放送内容が認識しやすくなる。このAI音声の音声了解度改善技術の効果は3月に発表された総務省消防庁による実証実験でも確認された。
<4060> rakumo 1327 +135
急騰、年初来高値更新。AvePoint Japanと業務提携契約を締結することを発表した。今回の提携によって、日本では大手企業を中心に幅広く利用されているMicrosoft 365市場において、新シリーズ「rakumo for Microsoft 365」が提供される。同社は、グループウェア市場で幅広い支持やブランド力を持ち、顧客の声をもとにした機能改善や使いやすいUI/UXを備えるクラウド型拡張ツール「rakumo」シリーズの開発およびマーケティングノウハウを提供する。
<6177> AppBank 255 -47
急落。東京証券取引所が2日から同社株の信用取引による新規の売付け・買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)にすると発表したことを受けて、これを嫌気した売りに押されている。また、日本証券金融も増担保金徴収措置の実施を発表し、同日以降、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を50%(うち現金担保分20%)にするとしている。
<1436> グリーンエナ 2417 +46
続伸。ヘルスケア事業への本格参入を発表、第一弾として100%子会社のグリーンエナジー・ライフが、エスエムエスクラスと徳島県徳島市における日中サービス支援型障がい者グループホーム施設の売買契約を締結した。同社の住まい事業において、従来の『住宅』事業に加え、成長分野である『ヘルスケア』事業を新たな柱として本格的に展開していくとしている。今回の契約を皮切りに、ZEH仕様のヘルスケア施設を「グリーンケアライフ」ブランドとして展開し、まずは徳島を中心に四国での事業基盤を確立する。
<3727> アプリックス 225 +13
上昇。ジャスミーと協業し電子マネーサービス「さガッツ!マネー」の提供を開始すると発表、好材料視されている。両社は23年12月に第三者型の前払式支払手段に関する協業を目的として業務提携契約を締結し、前払式支払手段の提供開始に向けて密に協力しながら進めてきた。前払式支払手段については現在関東財務局による登録審査中だが、可能な限り早期に電子マネーサービスの提供を開始したいという共通の思いから、このたび資金決済法の適用外サービスとして「さガッツ!マネー」を提供するに至ったとしている。
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