*04:00JST 9月8日のNY為替概況
8日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円87銭へ強含んだのち147円59銭まで下落し、引けた。
労働市場の減速を受けた連邦準備制度理事会(FRB)の年内の利下げ観測が強まり、長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。米8月NY連銀が発表した消費者調査で、1年インフレ期待が上昇し下げ止まった。
ユーロ・ドルは1.1722ドルから1.1756ドルまで上昇し、引けた。
フランスのバイル首相は下院で実施された信任投票で敗北し、辞任することが明かになったが、想定内でユーロ買戻しが優勢となった。
ユーロ・円は173円28銭から173円65銭までじり高推移。
ポンド・ドルは1.3528ドルから1.3556ドルまで上昇。
ドル・スイスは0.7956フランから0.7930フランまで下落した。
フランスの政局不安を受けたユーロに対し、安全通貨のフラン買いが優勢となった。
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