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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】米国株見通し:伸び悩みか、利下げ観測で買い継続

*14:01JST 米国株見通し:伸び悩みか、利下げ観測で買い継続
(13時30分現在)

S&P500先物      6,592.25(-0.25)
ナスダック100先物  24,022.75(+5.00)

米株式先物市場でS&P500先物は小幅安、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は4ドル高、米金利は失速し、本日の米株式市場は売り買い交錯となりそうだ。

11日の米株式市場は主要3指数がそろって史上最高値を更新し、ダウは617ドル高の46108ドルと初めて46000ドル台に到達。ナスダックとS&P500も続伸し、いずれも連日の最高値となった。8月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想と一致したことで利下げ期待が改めて強まり、投資家心理を押し上げた。半導体や電気自動車など成長株が買われ、マイクロンやテスラが急伸した。新規失業保険申請件数は約4年ぶりの高水準となり労働市場の軟化が示唆されたが、市場は緩和観測を背景にリスク選好を優先した。

本日伸び悩みか来週の連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%利下げ観測が中心テーマとなり、買い安心感が続くとみられる。ただ、インフレ指標は伸びが加速したほか、雇用の減速も同時進行しており、スタグフレーション的なリスクに市場は敏感になりつつある。金融株は金利低下を背景に上値が重くなる一方、利下げメリットが意識される住宅関連や金利敏感株には追い風となる可能性があろう。ITや半導体は引き続き物色の中心だが、週末要因による利益確定売りが強まれば、相場全体の上値を抑える展開も想定される。

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fisco

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