*03:58JST 9月12日のNY為替概況
12日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円07銭へ上昇後、147円52銭まで下落し、引けた。
米長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となったのち、9月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が8月から予想以上に低下、同指数の5-10年期待インフレ率速報値が予想外に上昇しスタグフレーション懸念にドル買いが後退した。
ユーロ・ドルは1.1701ドルまで下落後、1.1737ドルまで上昇し、引けた。
欧州中央銀行(ECB)の利下げ終了観測が強まったほか、ドイツ連銀のナーゲル総裁が追加利下げが物価安定を脅かすと警告しユーロ買いが優勢となった。
ユーロ・円は173円35銭から172円97銭まで下落。
ポンド・ドルは1.3524ドルまで下落後、1.3570ドルまで上昇。
ドル・スイスは0.7987フランまで上昇後、0.7961フランまで下落した。
[経済指標]
・米・9月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:55.4(予想:58.0、8月:58.2)
・米・9月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:4.8%(予想:4.8%、8月:4.8%)
・米・9月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:3.9%(予想:3.4%、8月:3.5%)
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