*15:09JST サスメド Research Memo(9):中長期成長ポテンシャルを評価
■成長戦略
3. 弊社の視点
サスメド<4263>は研究開発段階のベンチャー企業のため、当面は研究開発費用が先行して期間損益のマイナスが継続する見込みである。しかしDTxプロダクト事業では、「サスメド 不眠障害用アプリ Medcle」の上市が近づいており、このほかの開発パイプラインも、SMD106が2025年2月にあすか製薬との共同研究開発及び販売に関する契約に基づくマイルストンを達成するなど順調である。国の政策として厚生労働省がプログラム医療機器の普及促進に向けて承認環境の整備を推進していることが追い風となり、今後のDTxプロダクト事業のパイプライン開発進展に弾みがつくことが期待される。さらにDTxプラットフォーム事業では、ブロックチェーン技術を活用したSUSMED SDSを中心とする事業展開が本格化している。こうした状況から、弊社では同社の中長期成長ポテンシャルを評価しており、今後の進捗状況に注目している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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