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FiscoNews

【注目トピックス 外国株】19日の香港市場概況:ハンセン指数は小反発、米中首脳の電話会談を控え慎重ムード

*18:25JST 19日の香港市場概況:ハンセン指数は小反発、米中首脳の電話会談を控え慎重ムード
19日の香港市場は小反発。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比0.25ポイント(0.00%)高の26545.10ポイントで引けた。本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が15.83ポイント(0.17%)高の9472.35ポイントと反発した。売買代金は3768億1230万香港ドル(約7兆1707億円)と高水準が続いた。

投資家は米中首脳の電話会談を控え,その結果を見極めたい心理から様子見姿勢が強く、上値は重かった。長期金利上昇への懸念が一部で警戒され,医療・公共事業セクターには売り圧がかかった。一方で、中国での人工知能(AI)開発期待がテック銘柄やハイテク指数を支え,押し目買いが入りやすい流れとなった。素材・エネルギーセクターが堅調に推移し、市場全体の下支え要因となった。

ハンセン指数の構成銘柄では、カジノ株が上げ主導。金沙中国(1928/HK)が6.2%高、銀河娯楽集団(27/HK)が4.2%高で取引を終えた。また、指数構成銘柄以外の新濠国際発展(200/HK)や永利澳門(1128/HK)がそろって6%以上上昇。マカオ域内の業界業績の改善が買い材料となったもようだ。

また、非鉄や鉄鋼など素材株も高い。中国宏橋集団(1378/HK)が4.7%高、中国アルミ(2600/HK)が2.5%高、鞍鋼(347/HK)が3.3%高、馬鞍山鋼鉄(323/HK)が4.6%高とそろって堅調な値動きを示した。

一方、医療や公益セクターは下落。信達生物製薬(1801/HK)が5.4%、緑葉製薬集団(2186/HK)が5.1%、翰森製薬集団(3692/HK)が2.6%安。また、CKインフラ(1038/HK)が2.1%安、香港中華煤気(0003/HK)が1.6%安となった。

中国本土市場は続落。主要指標の上海総合指数は前日比0.30%安の3820.09ポイントで引けた。自動車や医薬、公益、不動産、金融の一角は売られた。一方、防衛産業や資源・素材、食品などは買われた。

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