*18:09JST 東証グロ-ス指数は大幅反発、前場は買い一巡後にやや失速も後場復調
東証グロース市場指数 949.74 +26.77/出来高 3億4069万株/売買代金 2190億円東証グロース市場250指数 730.75 +21.59/出来高 2億5554万株/売買代金 1877億円
本日のグロース市場では、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数がそろって大幅反発。値上がり銘柄数は472、値下がり銘柄数は102、変わらずは30。
17日の米国市場でダウ平均は238.37ドル高の46190.61ドル、ナスダックは117.44ポイント高の22679.98で取引を終了。トランプ大統領がインタビューで対中通商交渉に前向きな姿勢を示したため警戒感が後退し、寄り付き後、上昇。また、一部地銀決算が予想を上回ったため、信用不安が後退し、終日買い戻しが続いた。さらに、トランプ大統領がウクライナのゼレンスキー大統領との会見での質疑応答で、対中協議に楽観的な見解を再表明したため合意期待から終盤にかけ相場は一段高となり、終了。
こうした米国市場の流れもあって、東証グロース市場指数も上昇して始まった。
寄り付き後も上げ幅を広げ、一時952.12ptをつけた。そこから前引けにかけてやや失速したものの、後場は再度持ち直して堅調推移が続いた。
個別では、21.47%高となったFFRIセキュリティ<3692>が上昇率上位に。大手企業のサイバー攻撃被害が足元で相次いでいる他、高市トレード再燃も後押しとなりサイバーセキュリティ関連の同社や、Zenmu<338A>、グローバルセキュ<4417>、セキュアヴェイル<3042>、サイバートラスト<4498>、網屋<4258>などに関心が向かった。
売買代金上位銘柄では、サンバイオ<4592>、アストロスケール<186A>などが上昇。
その他値上がり率上位銘柄では、フルッタフルッタ<2586>、TENTIAL<325A>、JDSC<4418>などがランクイン。
一方、7.61%安となったナノMRNA<4571>が下落率トップに。売買代金上位銘柄では、タイミー<215A>、ユーソナー<431A>などが下落。その他値下がり率上位銘柄では、フェニックスバイオ<6190>、INGS<245A>、メドレックス<4586>などがランクイン。
なお、東証グロース市場Core指数の構成銘柄では、セーフィー<4375>、シーユーシー<9158>、インテグラル<5842>、フリー<4478>などが上昇。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 3692|FFRI | 13070| 2310| 21.47|
2| 338A|Zenmu | 8510| 1500| 21.40|
3| 2586|フルッタ | 265| 46| 21.00|
4| 4417|グローバルセキュ | 4135| 605| 17.14|
5| 325A|TENTIAL | 4400| 635| 16.87|
6| 4418|JDSC | 1081| 150| 16.11|
7| 7068|FフォースG | 735| 99| 15.57|
8| 4255|THECOO | 1122| 150| 15.43|
9| 6521|オキサイド | 2076| 270| 14.95|
10| 3042|セキュアヴェ | 376| 48| 14.63|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4571|NANO MRNA | 170| -14| -7.61|
2| 6190|PXB | 578| -42| -6.77|
3| 245A|INGS | 2878| -192| -6.25|
4| 4586|メドレック | 135| -7| -4.93|
5| 3905|データセク | 1478| -75| -4.83|
6| 215A|タイミー | 1429| -72| -4.80|
7| 421A|ムービン | 2748| -138| -4.78|
8| 5704|JMC | 425| -20| -4.49|
9| 2164|地域新聞社 | 629| -23| -3.53|
10| 9225|ブリッジコンサル | 1238| -42| -3.28|
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