*16:36JST ドル円今週の予想(10月20日)サンワード証券の陳氏
皆さん、こんにちは。今回は、ドル円についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、今週のドル円について、『週前半は高市トレードでドル買いが優勢となるが、週後半は、久しぶりに発表される米経済指標をにらんで様子見となろう』と述べています。
続いて、『高市トレードの再開を見込んで、週明け20日のドル円は150円後半まで上昇した。ただ、「責任ある積極財政」を訴える高市氏と「小さな政府」を標榜する維新の連立は、予算規模や内容に大きな影響を及ぼしとの見方から、6日の時のような大きな展開には至っていない。その他の要因として、米中対立や米政府閉鎖の長期化が懸念されており、ドルの地合いは強まっていないようだ』と伝えています。
次に、『今週24日には米消費者物価指数(CPI)が発表される。久々に発表される米国の経済指標ということで市場の注目度は高い。政府閉鎖で雇用統計など多くの指標が未発表だが、CPIは給付金支払いのため必要だとして、当初予定の15日から後ずれするものの公表される予定。集計作業等の信ぴょう性に疑念がもたれている面もある』とし、『事前予想は前年比プラス3.1%と前月から横ばいの見込み。ただ、予想通りでもインフレ圧力は限定的だとして、利下げ観測が高まり、ドルが売られる可能性があろう』と述べています。
こうしたことから、陳さんは、『総じて、強材料と弱材料が混在していることから、ドルの地合いは堅調ながら、上値は限定的な展開が予想される』と考察しています。
ドル円の今週のレンジについては、『148.00円~152.00円』と予想しています。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の10月20日付「ドル円今週の予想(10月20日)にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
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