*13:44JST 米国株見通し:伸び悩みか、米中会談の行方を注視
(13時30分現在)
S&P500先物 6,785.75(+12.50)
ナスダック100先物 25,321.50(+26.75)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は48ドル高。米金利は戻りが鈍く、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
21日のNY市場はまちまち。ダウは218ドル高の46924ドルと史上最高値を更新したが、S&Pはほぼ横ばい、ナスダックは小幅安。スリーエムが通期見通し引き上げを受け大幅高、コカ・コーラも好業績を示したことで買いを集めた。自動車大手は関税影響が想定より軽微として業績見通しを上方修正し急伸。主要企業の好決算が相場を支えたものの、ハイテク株には高値警戒感が残り売りに押された。AI関連株の調整売りが目立つ取引となった。
本日は伸び悩みか。米政府機関の一部閉鎖問題が収束に向かうとの見方から、直近のリスク回避姿勢はやや後退する見通し。ただ、週末発表の消費者物価指数(CPI)が高止まりを示す可能性があり、連邦準備制度理事会(FRB)による追加利下げ観測を巡る思惑が交錯しそうだ。米中貿易摩擦への警戒感も根強く、買い一巡後は上値が重くなるだろう。決算関連では、前日の時間外で売られたネットフリックスの反発、今晩発表予定のテスラの業績内容に注目が集まる。
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