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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】株式会社エディア:2026年2月期第2四半期決算説明会文字起こし(4)

*14:14JST 株式会社エディア:2026年2月期第2四半期決算説明会文字起こし(4)
エディア<3935>

次に、出版市場についてご説明いたします。左側に示しております通り、紙の書籍市場は近年右肩下がりで推移しており、とりわけ雑誌の売上が大きく減少している状況です。
一方、右側に示す電子書籍市場は拡大を続けており、とりわけコミック分野が急成長しております。当社が主力として注力しているのも、この電子コミック分野でございます。市場の拡大に伴い、当社の事業も急速に成長しているのが現状でございます。

続いて、先般発表いたしましたアニメ事業についてご説明いたします。

当社は過去、保有する2作品のアニメ化を行いました。具体的には「チート薬師のスローライフ」「転生貴族の異世界冒険録」であり、すでに放映が終了した現在は、国内外で配信が行われております。
今後は、自社が保有するIPの価値最大化を目的に、さらなる作品のアニメ化に積極的に取り組んでまいります。作品がアニメとして放映され、グローバルでも楽しまれることで、IP自体の価値を高め、より多くのお客様に楽しんでいただけるよう展開を進めてまいります。
現在のアニメ事業のパイプラインについてご説明いたします。すでに放映済みの2作品に加えて、3作品を準備しております。そのうち1作品は製作委員会がすでに組成され、今期から製作に着手しております。残りの2作品については、現在製作委員会の組成を進めている段階です。

また、アニメ事業の収益イメージについてグラフをご用意いたしました。こちらは投資家の皆様からよくご質問をいただくテーマであり、今回資料として追加しております。
アニメ事業はまず製作委員会を組成し、そこから実際の放映までに概ね3年程度の製作期間を要します。放映後の収益についてご説明いたします。アニメ放映時には関連グッズの販売が行われ、放映終了後も各種配信プラットフォームからの収入が製作委員会に入ってまいります。そのため、作品の放送開始以降、当社としても収益を得られる仕組みとなっております。

アニメ産業全体も近年大きく成長を続けており、2023年には市場規模が3.3兆円に拡大いたしました。特に海外での売上比率が高まり、日本のアニメが世界中で支持されるとともに、ビジネスとしても拡大が加速しております。当社としても、こうした成長市場において自社IPを積極的にアニメ化し、国内外の幅広いファンに楽しんでいただけるような展開を図ってまいります。

株式会社エディア:2026年2月期第2四半期決算説明会文字起こし(5)に続く

<KM>

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