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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】NY株式:NYダウは144ドル高、米中首脳協議に期待

*06:02JST NY株式:NYダウは144ドル高、米中首脳協議に期待
米国株式市場は反発。ダウ平均は144.20ドル高の46734.61ドル、ナスダックは201.40ポイント高の22941.80で取引を終了した。

材料乏しい中、寄り付き後、上昇。明日の消費者物価指数(CPI)の発表を控え、様子見気配が強まりもみ合いが続いた。中盤にかけ、報道官がトランプ大統領と中国主席との会談スケジュールを確認すると対中貿易摩擦悪化の警戒感が緩和し、買いに拍車がかかり、終盤にかけ上げ幅を拡大し、終了。セクター別では自動車・自動車部品、資本財が上昇した一方、電気通信サービスが下落した。

量子コンピューター開発のイオンキュー(IONQ)、Dウェーブ・クオンタム(QBTS)、リゲッティ・コンピューティング(RGTI)はのちに商務省高官が否定したがトランプ政権と出資関連で協議しているとの報道を受け期待感に、上昇。石油会社のエクソンモービル(XOM)、同業のシェブロン(CVX)は、トランプ政権がロシア石油会社2社に対する制裁発表を受けた原油高に連れ収益増期待に買われた。

電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は四半期決算で売上増もコストの上昇に押され冴えない結果となったが、同社の新エネルギー製品が利益率、市場の総規模押し上げにつながると楽観的な見方が広がり、上昇に転じた。航空会社のアメリカン(AAL)は第3四半期決算で、プレミアム需要が強く赤字が縮小、さらに、通期見通しを引き上げ、上昇。格安航空会社のサウスウェスト(LUV)は第3四半期決算で予想外の黒字を計上も政ホリデーシーズンに向けた府機関閉鎖による国内需要低迷の傾向が出始めていると悲観的な見通しを示し、下落。サーバーソリューション会社のスーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)は7-9月期の売上高見通しが予想を下回り、下落。

半導体のインテル(INTC)は取引終了後に第3四半期決算を発表。調整後の1株利益が予想を上回り、PC需要回復で強気の売上高見通しを示し、時間外取引で上昇している。

(Horiko Capital Management LLC)

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