*14:02JST 英ポンド週間見通し:下げ渋りか、英国経済に不透明感も円売りが下支え
■強含み、日英金利差や原油高を意識したポンド買い
今週のポンド・円は強含み。英国のインフレ持続に対する懸念は多少緩和されたことや日本銀行の10月利上げ観測後退で日英金利差が意識されたことがポンド買い・円売りにつながった。対円レートは204円に接近した。原油先物の値上がりも意識されたようだ。取引レンジ:201円82銭-203円99銭。
■下げ渋りか、英国経済に不透明感も円売りが下支え
来週のポンド・円は下げ渋りか。インフレ緩和の兆候はあるものの、雇用情勢のすみやかな改善は期待されていないようだ。一方、高市政権発足を受けて株高が続いており、日本銀行による早期追加利上げ観測は後退しているため、リスク回避のポンド売り・円買いは抑制される可能性がある。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・特になし
予想レンジ:202円00銭-205円00銭
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