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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】ユーロ週間見通し:弱含みか、ECB利下げ観測再浮上の可能性

*13:58JST ユーロ週間見通し:弱含みか、ECB利下げ観測再浮上の可能性
■下げ渋り、米長期金利の上げ渋りを意識

今週のユーロ・ドルは下げ渋り。ユーロ圏経済の先行き不安は消えていないものの、米長期金利の上げ渋りを意識してユーロ売り・米ドル買いは縮小した。欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事は「量的緩和を再開する時期はまだ程遠い」との見解を示したことも材料視されたようだ。取引レンジ:1.1469ドル-1.1591ドル。

■下げ渋りか、米国経済の不透明感がユーロ売り抑制も

来週のユーロ・ドルは下げ渋りか。欧州中央銀行(ECB)は直近の理事会で政策金利据え置きを決定したが、今後の政策方針は不透明。経済指標が市場予想を下回った場合、利下げ再開の思惑が浮上し、ユーロ売り・米ドル買いがやや強まる可能性は残されている。

予想レンジ:1.1400ドル-1.1700ドル

■伸び悩み、日本の通貨当局による円安けん制を意識

今週のユーロ・円は伸び悩み。日本の通貨当局による円安けん制は日経平均株価の下落を意識してリスク選好的なユーロ買い・円売りは縮小した。欧州中央銀行(ECB)の政策金利見通しが引き続きはっきりしないこともユーロ高・円安を抑制する一因となったようだ。取引レンジ:175円71銭-177円98銭。

■弱含みか、ECB利下げ観測再浮上の可能性

来週のユーロ・円は弱含みか。欧州中央銀行(ECB)は10月に開催された理事会で政策金利据え置きを決定も、今後の政策方針は不透明に。来週発表されるユーロ圏の経済指標が市場予想を下回った場合、ユーロ圏の金利先安観が再浮上し、リスク回避的なユーロ売り・円買いがやや強まる可能性は残されている。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・13日:9月鉱工業生産(8月:前月比-1.2%)
・14日:7-9月期域内総生産改定値(速報値:前年比+1.2%)

予想レンジ:175円00銭-179円00銭

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fisco

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