*16:35JST 日経VI:低下、株価落ち着いた動きで警戒感は緩和
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13日、前日比-1.41(低下率4.88%)の27.49と低下した。なお、高値は28.79、安値は26.73。昨日の米株式市場は指数によって高安まちまちで東京市場の手掛かり材料となりにくく、今日の日経225先物は前日比変わらずで始まった。市場では、来週19日発表予定の米エヌビディアの8-10月期決算発表を控え、やや警戒感が高まりやすくなっているが、今日は取引開始後に日経225先物の下値が堅く、落ち着いた動きとなったことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和。日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移した。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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