*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:やや売り優勢か
本日の東証グロース市場250指数先物は、やや売り優勢となりそうだ。前日1日のダウ平均は427.09ドル安の47289.33ドル、ナスダックは89.77pt安の23275.92ptで取引を終了した。暗号資産相場の下落や円キャリートレードの巻き戻しなどのリスクが警戒され、寄り付き後、下落。さらに、ISM製造業景況指数が予想外に悪化し、経済の成長減速懸念も重しとなった。その後も、ベネズエラを巡る地政学的リスクの上昇や、長期金利の上昇も嫌気され、相場は続落。終盤にかけても売りが続き終了した。下落した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物はやや売り優勢となりそうだ。米国で、株式やビットコイン(BTC)が反落、SOX指数も伸び悩んでおり、これらを嫌気した売りが予想される。新興市場固有の悪材料はないものの、日足一目均衡表の転換線や5日移動平均線を再度下回ってきたことで、再度、下値模索の様相を呈している。昨日、売りが先行した分、ある程度は押し目買い余地もあり、ボリンジャーバンドのミドルラインを上限、マイナス1シグマを下限とした
「バンドウォーク」となる可能性もありそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比1pt高の677ptで終えている。上値のメドは685pt、下値のメドは665ptとする。
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