*07:00JST NY為替:米雇用情勢悪化でドル売り強まる
3日のニューヨーク外為市場でドル・円は155円60銭まで上昇後、155円01銭まで下落し、155円24銭で引けた。米国の雇用情勢は悪化しつつあるため、2026年も複数回の利下げが行われる可能性が高まり、リスク回避的な米ドル売り・円買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.1655ドルまで下落後、1.1676ドルまで反発し、1.1666ドルで引けた。ウクライナ戦争の継続を警戒したユーロ売りが観測されたが、米長期金利の低下を意識したユーロ買いがやや目立った。ユーロ・円は181円46銭まで上昇後、180円80銭まで下落した。ポンド・ドルは、1.3292ドルまで下落後、1.3353ドルまで上昇。ドル・スイスは0.8012フランから0.7992フランまで下落した。ウクライナ戦争の継続が警戒されていることや米長期金利の低下を受けて安全逃避的なフラン買いが優勢となった。
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