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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】米国株見通し:伸び悩みか、金利高なら買い手控え

*12:58JST 米国株見通し:伸び悩みか、金利高なら買い手控え
(12時30分現在)

S&P500先物      6,908.25(+1.00)
ナスダック100先物  25,675.75(-37.75)

米株式先物市場でS&P500先物は小幅高、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は119ドル高。米長期金利は底堅く推移し、本日の米株式市場は売り買い交錯となりそうだ。

11日のNY市場はまちまち。ダウは前日比646ドル高の48704ドルと約1カ月ぶりに最高値を更新し、S&P500も連れ高。半面、オラクルの業績見通し悪化をきっかけにAI関連株が売られ、ナスダックは小幅安で引けた。全般的に連邦公開市場委員会(FOMC)での短期国債の定期購入決定を受けて資金繰り懸念が和らぎ、幅広い銘柄に買いが入った。金融や景気循環株への資金流入が顕著で、ゴールドマン・サックスなど銀行株買いが目立った。

本日は伸び悩みか。前日の大幅高を受けて高値警戒感が意識されるなか、FRBの資金供給策が引き続き相場の下支え要因となる見通し。ただし、長期金利が上昇基調を保てば、金融緩和期待の後退から買いを手控える動きも出やすい。ハイテク関連ではオラクル急落の影響が警戒されるものの、ブロードコムの業績拡大を背景とした買戻しがナスダックの支援材料となる可能性もある。週末を控えた調整ムードが想定され、相場は方向感を探る展開となりそうだ。

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fisco

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