*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:年収の壁引き上げ期待や押し目買いで小幅反発
12月12日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比3pt高の644pt。なお、高値は651pt、安値は642pt、日中取引高は3089枚。前日11日の米国市場のダウ平均は続伸。ダウは終日プラス圏でしっかりとした展開、前日の追加利下げを素直に好感する買いが相場を支え、最高値を更新した。ナスダックは終日軟調。前日に発表されたオラクルの第2四半期決算の内容がAIバブル懸念を再燃させ、AI関連株へ売りが波及した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比3pt高の644ptからスタートした。夜間取引での上昇を好感し、朝方から買い優勢で推移。政府・自民党が、「年収の壁」について、国民民主党の求める178万円に引き上げる方針を固めたと伝わり、好感される場面があった。安値更新後の出遅れ感に着目した押し目買いが入った一方、プライム市場買い・グロース市場売りのローテーションも観測され、引けにかけて上げ幅を縮小。小幅反発となる644ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、GENDA<9166>やジーエヌアイ<2160>などが上昇した。
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