*15:40JST 新興市場銘柄ダイジェスト:JRCは続伸、アクセルMは上昇
<7777> 3Dマトリクス 308 -12
下落。欧州子会社3-D Matrix Europe SASが24年5月に欧州の第三者認証機関に対し次世代止血材(TDM-623)の製造販売承認を申請していたが、この度、製造販売承認を取得した。TDM-623 は同社の止血剤として初めて脳神経外科領域での使用が承認された製品で、既に上市しているTDM-621(製品名「ピュアスタット」)とは住み分ける形で市場に展開されると想定している。今回の欧州での承認取得を契機として、日米における次世代止血材の開発を積極的に推進していくという。
<6224> JRC 1388 +47
続伸。18日の取引終了後に、26年2月期通期連結業績予想及び配当予想の修正を発表し、好材料視されている。売上高はやや減少見通しも、経常利益を17.13億円から18.15億円(5.9 %増)へ上方修正した。コンベヤ事業においては前期グループインした高橋汽罐工業において利益率の高い大型案件が多く、ロボットSI事業においてはコストコントロールによる案件収益率が向上した。あわせて期末配当予想を14円から15円へ引き上げ年間配当予想を29円(前期26円)とした。
<3624> アクセルM 82 +3
上昇。18日の取引終了後に、トレカショップ「carderia(カーデリア)」公式ECサイトをオープンしたことを発表し、好材料視されている。同ECサイトでは、実店舗「carderia(カーデリア)池袋店」で販売している商品在庫をECと共通で活用する在庫連動型の運用モデルを採用している。また、SNSでZ世代やα世代に人気のキャラクターシリーズ 『らぶいーず』を用いたiOS・Android向けアプリゲーム『らぶいーず メモリアルコレクション』の子会社による配信開始も併せて発表した。
<7776> セルシード 244 +7
もみ合い。再生医療等製品商業生産に向け、同種軟骨細胞シート(CLS2901C)第3相試験で治験業務効率化と各治験実施施設との円滑な連携を目的として、日立製作所の再生医療等製品バリューチェーン統合管理プラットフォーム「Hitachi Value Chain Traceability service for Regenerative Medicine」を導入する。HVCT RMはバリューチェーンに関わる全ステークホルダーが利用可能な国内初再生医療等製品に関する共通サービス基盤。
<4416> TrueData 770 +9
反発。日用品・化粧品の卸商社あらたと戦略的業務提携契約を締結した。同提携に基づき、あらたと共同で小売業に向けた高度な分析・提案を実現する。具体的には、ID-POSと同社独自の粒度の高い属性分類を組み合わせた分析ツールを活用し、データ活用による高付加価値な「三位一体提案」(顧客理解×商品理解×現場理解)を展開する。また、小売業向けID-POS分析ツール「Shopping Scan」を共同展開し、日用品・化粧品カテゴリに最適化されたマーケティングソリューションを提供する。
<3671> ソフトMAX 342 +10
続伸。18日の取引終了後に、配当予想の修正(増配)を発表し、好材料視されている。業績等を勘案した上で株主価値の最大化の観点から株主への利益還元を実施していく同社の基本方針に基づき、25年12月期における1株当たり配当予想を1株当たり7円50銭から2円50銭増配し、10円00銭に修正することを決定したとしている。
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