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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】ククレブ Research Memo(8):2028年8月期に売上高120億円、営業利益32億円を目指す

*13:08JST ククレブ Research Memo(8):2028年8月期に売上高120億円、営業利益32億円を目指す
■ククレブ・アドバイザーズ<276A>の中期経営計画

1. 中期経営計画の概要
同社は2025年10月に3ヶ年の中期経営計画「A Tech-Driven Platform Strategy」を発表した。不動産テックを起点としたCREソリューションの高い「質」と「成長性」を通じたビジネス展開の加速により、CREプラットフォーマーとしての地位確立を目指す。

CREソリューションビジネスでは、戦略的アライアンス、各サービスの強化、CRE×M&A(事業再生と資産価値の最大化)戦略を掲げ、ネットワーク拡大を通じたCREプラットフォーマーとしての事業成長を推進する。また、不動産テックビジネスでは、不動産テックシステムの機能強化と利用拡大を推進し、さらには不動産テック関連企業とのM&Aやアライアンスによる事業拡大も目指す。

業績目標としては、2028年8月期に売上高12,000百万円、営業利益3,200百万円、親会社株主に帰属する当期純利益2,080百万円を掲げた。年平均成長率では売上高で67.5%、営業利益で73.6%、親会社株主に帰属する当期純利益で67.2%と高成長トレンドが続く見通しである。営業利益率は、不動産テックを活用した「質」の高い案件に取り組むことで25〜30%のレンジを目指す。なお、同社は2025年11月に公募及び第三者割当増資により約24億円の資金調達を実施した。ただし、今回の中期経営計画は、これら増資による資金調達を前提とせずに策定されている。今回の資金調達の結果、投資余力が想定以上に大きくなったことで、中期業績計画達成の蓋然性は高まったと弊社では見ている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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