ママ投資家・ちょる子さんは2026年の株式市場をどう見ているのか(写真:イメージマート)
日経平均株価が5万円台に突入した2025年、日本の株式市場はかつてないほどの活況を呈した。この上昇トレンドは通過点なのか、それともピークアウトが近づいているのか。市況を鋭く分析して数々の成功を収めてきた億り人は、2026年の相場をどう見ているのか。幼い2人の子供を育てながら3億円の資産を築いたママ投資家・ちょる子さんに、2026年の見通しを聞いた。
AI関連の「中国発ショック」が2026年も起こるか
2025年は半導体とAI関連銘柄が牽引した1年だった。基本的に、この流れは2026年以降も継続するというのがちょる子さんの見立てだ。
「日経平均の採用銘柄における半導体銘柄の構成比率は約36%に達しています。日経平均は上昇しているのに自分の持ち株がなかなか上がらないという声をよく聞きますが、これは半導体銘柄へ資金が集中していることが要因です。特にグロース市場などでは、半導体が急騰すると逆に下落する、つまりグロース市場に流れていた資金が吸収されてしまう現象が見られました。そうした動きが2025年は目立ちましたし、2026年も同様の展開が定期的に訪れるのではないかと考えています」(以下、「」内はちょる子さん)
その裏で繰り広げられているのが、米中間の覇権争いだ。
「中国は現在、自国での生成AI開発を加速させており、メモリ半導体を大量に輸入しています。今はまだ実用レベルに達していませんが、いずれ精度の高いものが登場するでしょう。その時には、2025年2月に起こった『DeepSeekショック』の再来が懸念されます。DeepSeekショック時は、中国発の安価で高精度な生成AIが登場したインパクトによって、エヌビディア(NVDA/NASDAQ)をはじめとする米国の半導体株が急落しました。2025年8月にもアリババ傘下の企業がAIネイティブ型のナビゲーションアプリを発表したタイミングで同様の動きがありました。こうした『中国発ショック』が2026年も発生する可能性が少なくありません」
解散総選挙が実現すれば6万8000円も
2026年の日本株相場を占う上での最大の注目イベントは何か。ちょる子さんは「解散総選挙」を挙げた。
【プロフィール】
ちょる子/大手企業の営業職やマーケティングなどを経て、企業の価値向上をサポートするPR支援事業で独立。仕事と子育ての傍ら、高配当銘柄、優待銘柄、日経先物、個別株のデイトレードなど、マルチな投資スタイルで2024年1月に資産2億円超えを果たした個人投資家。
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