マック・チェリーさんの「X」
最高値が更新されるなかでも先行きの不透明感の残る日経平均株価だが、相場の先を読むうえで成功した投資家の歩みから学ぶことは多い。「村上ファンド」の創設者である村上世彰氏は、小学校3年生の時に小遣いを廃止する代わりに父親から渡された100万円を元手に株式投資を始め、大学卒業時に資産1億円を突破していたという。今回登場する個人投資家のマック・チェリーさん(30代)も、中学1年の時に元手100万円から株式投資をスタートし、高校卒業時点で資産5000万円に。大学生の時に億り人となり、卒業時点で1億円を超える資産になった。そんなマック・チェリーさんが、これまでの歩みを振り返った。
最初に投資した三菱自動車工業株で100万円が250万円に
「中学1年だった2005年に株式投資を始めたきっかけは、当時野村證券がホームページ上で運営していた『バーチャル株式投資倶楽部』というゲームでした。架空の100万円を元手に株式のシミュレーション売買を行なうというもので、中学に入学してすぐの頃、これがクラスで流行り、非常に面白かったので、父親に『実際の株式投資をやってみたい』と話したところ、『勉強になるからやってみろ』と元手となる100万円を出してくれました」(以下「」内はマック・チェリーさんのコメント)
マック・チェリーさんの父親は、当時社員25~30人ほどの不動産業、住宅設備機器販売業、経営コンサルティング業などの複数社を経営していたという。
「夏休みにマネックス証券で証券口座を作り、最初に100万円すべてを投資して三菱自動車工業(東証プライム・7211)を買いました。当時三菱自動車はリコール隠し事件の影響で株価が低迷し、買った時は130円台。でも、必ず三菱グループが救済し、株価は回復するはずだと考えました。案の定、11月には330円台にまで回復したので、すべて売り、250万円ほどになりました。驚きましたし、怖いなと思いました。小学生の時は月の小遣いが1000円とかでやっていたのに、いきなり半年も経たないうちに100万円が250万円になる世界を知ったわけですから」
