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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】グロービング Research Memo(6):2026年5月期は上方修正を経て大幅な増収増益を予想、さらなる上振れも

*11:06JST グロービング Research Memo(6):2026年5月期は上方修正を経て大幅な増収増益を予想、さらなる上振れも
■グロービング<277A>の今後の見通し

2026年5月期の通期業績は、売上高が11,800百万円(前期比42.9%増)、営業利益が4,000百万円(同42.8%増)、経常利益が4,012百万円(同44.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が2,809百万円(同58.9%増)と、大幅な増収増益を見込んでいる。同社は中間期までの進捗を踏まえ、2026年1月14日に期初計画(売上高11,555百万円、営業利益3,750百万円、経常利益3,760百万円、親会社株主に帰属する当期純利益2,557百万円)から通期見通しを上方修正した。特に、AI事業を起点とした共同開発型のJIコンサルティングが引き続き拡大しており、下期にかけて営業利益率の向上が見込まれる。また、賃上げ促進税制の適用により税金費用の抑制が見込まれることも、利益面の押し上げ要因となっている。足元の受注環境や稼働状況を踏まえると、会社計画は一定の余裕を持たせた水準に見え、やや保守的な印象である。中長期的な成長を見据え、人材採用やR&Dへの投資は継続を見込むものの、中間期までの順調な進捗に照らせば、さらなる上振れも十分に期待される。

下期の売上拡大に向け、コンサルティング事業では、即戦力となるコンサルタントを四半期ごとに10~15人程度のペースで採用する計画であり、年間を通じた着実な人員純増が見込まれる。加えて、社内オペレーションへのAIやDXの活用が進展し、コンサルタント1人当たりの生産性向上が期待されることから、単純な人員増以上の増収効果が見込まれる。足元では、JI型コンサルティングの需要が堅調に拡大しており、高稼働率が安定的に維持されている。このような状況を踏まえると、下期も大幅な収益拡大局面が継続する可能性が高いと見られる。AI事業においては、AIエージェントやクラウドプロダクトを軸としたクライアントとの共同開発を引き続き推進する。コンサルティング事業との相乗効果による案件規模の拡大を狙うとともに、プロダクトを通じた中長期的な収益の柱としての地位確立へ向け、着実に歩みを進める。

同社はAIとコンサルティングを一体で提供できる体制を強化しており、国内外でDXや生成AI活用の需要が拡大する市場環境を的確に捉えている。人材採用による規模拡大とAI活用による生産性向上を両立しながら中長期的な収益基盤の拡充を進めており、全体として同社の成長ストーリーに大きな変化はない。旺盛な需要を背景に、引き続き高い成長性を維持するフェーズにあると見ている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 吉林 拓馬)

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