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格安スマホへの乗り換え、低価格実現に潜む「7つの落とし穴」

格安スマホへの乗り換えに潜む注意点は?

格安スマホへの乗り換えに潜む注意点は?

 ここ数年、CMをはじめ家電量販店でも目にする機会が多くなった「格安スマホ」。低価格を売りに、大手キャリアからの乗り換えるユーザーが増加傾向といわれる。しかし、その一方で、「今までどおりのサービスが安く受けられると思っていたのに、実際はサービス内容が違っていた」といったトラブル事例も増えており、格安スマホのサービスへの理解が、まだ浸透しているとは言い難い。

 格安スマホは、キャリアから通信回線を借り受け、自社ブランドとして通信サービスを提供する企業「仮想移動体通信事業者(MVNO)」が展開するサービスの総称。端末固有の情報が記録された格安SIM単体、もしくはそれに対応するSIMフリーのスマホとセットで“格安スマホ”として販売されている。

 その名の通り価格面でメリットが大きく、それぞれの平均月額料金は、大手3キャリアは平均7876円、格安スマホは平均2957円(MMD研究所「2017年携帯電話の利用料金に関する調査」より)。半額以上も安くなることから、どのMVNOもその低価格さを売りにした“広告合戦”が行われている状況だ。

 そんなMVNOが提供する格安スマホだが、今年3月にMM総研が発表した調査によると、国内のMVNOの利用状況は、MVNOの認知率は83.8%と高かったものの、利用率は14.9%にとどまっているという。数字が示す通り、まだまだ普及したとは言い難い。

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