*08:39JST 前場に注目すべき3つのポイント~AIバブル懸念も半導体やAI関連株の下げ止まりを見極め~
24日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■AIバブル懸念も半導体やAI関連株の下げ止まりを見極め
■サンリオ、26/3営業利益 50.3%増 778億円、27/3予想 15.0%増 895億円
■JR東海<9022>リニア早期開業に全力、静岡着手後に見通し
■AIバブル懸念も半導体やAI関連株の下げ止まりを見極め
24日の日本株市場は、売り先行で始まった後は半導体やAI関連株の下げ止まりを見極めながらの押し目待ち狙いに向かわせそうだ。23日の米国市場はNYダウが45ドル安、ナスダックは579ポイント安だった。韓国SKハイニックスの人工知能(AI)用メモリーチップの生産の伸びが鈍化したとの報道を受け、世界的に半導体やAI関連株への売りが強まった流れが波及した。シカゴ日経225先物は大阪比605円安の69165円。円相場は1ドル=161円50銭台で推移。
日経225先物(9月限)のナイトセッションは68400円まで売られ、その後は69200円~69600円辺りでの推移が目立ち、日中比480円安の69290円で終えた。米国市場の下げの影響からキオクシアHD<285A>やソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい半導体やAI関連株には引き続き持ち高調整の動きが先行することになりそうで、売り一巡後の底堅さを見極めることになろう。前日のキオクシアHDは15%を超える下落となったが、これまでの強い上昇によって調整の範囲内であり、25日線辺りまで下げてくるようだと、押し目狙いのタイミングになる可能性がありそうだ。
ローテーションの動きが強まってくるようだと、景気敏感株などTOPIX型にシフトしてくる展開も意識しておく必要はある。ただ、6月下旬は配当再投資に伴う需給要因によって、時価総額比率の観点からはハイテク株への資金流入に向かわせることも考えられる。AIバブル懸念なども再燃してきたとの見方もされるが、出遅れ感のある半導体やAI関連株へのローテーションはありそうだ。
日経平均株価は前日の大幅下落でボリンジャーバンドの+1σ水準まで一気に下げてきた。いったんはリバウンドが入りやすい水準ではあるが、値がさハイテク株の動向をにらみつつ、下へのバイアスが強まる局面においては25日線辺りが射程に入ってきそうである。そのほか、KDDI<9433>は23日、ISP事業者向けに提供しているメールシステムが不正アクセスを受けたと発表。これにより、提供先のISP事業者が手掛けるメールサービスの情報が最大1422万件漏えいした可能性があると伝えられている。サイバーセキュリティ関連への物色も意識されよう。
■サンリオ、26/3営業利益 50.3%増 778億円、27/3予想 15.0%増 895億円
サンリオ<8136>が発表した2026年3月期の連結業績は、売上高が前期比33.9%増の1940億8800万円、営業利益は同50.3%増の778億5900万円だった。物販事業・ライセンス事業において、物販事業は、2025年11月以降はインバウンド客数が減少したものの国内客が大幅に増加し売上高を押し上げた。新規オープンした東京キャラクターストリート店(2025年11月)、原宿店(同年12月)は、店舗限定商品が人気を博すなど注目を集めた。2027年3月期の連結業績は、売上高が前期比18.4%増の2298億円、営業利益は同15%増の895億円を計画。コンセンサス(870億円程度)を上回る。
■前場の注目材料
・米長期金利は低下
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・NTT<9432>NTTデータG、業界特化型AI提供、受発注に対応
・シャープ<6753>ペロブス電池を国内生産、来年サンプル出荷
・JR東海<9022>リニア早期開業に全力、静岡着手後に見通し
・新電元工業<6844>フィリピンでECU生産、2輪向け年80万台
・伊藤忠<8001>海外航空機リース本格参入、UAE社に出資
・川崎重工<7012>播磨に試験設備、液化水素機器の開発加速
・住友重機械工業<6302>燃料評価装置、インドネシアイノベーション庁に納入
・ホーチキ<6745>米で火災受信機強化、英社ブランド投入
・ソフトバンク<9434>30年度当期益7000億円、AI基盤提供者に進化
・サトー<6287>平野屋物産の全株取得、完全子会社に、履歴管理を高度化
・日立<6501>独ボッシュ協業、業務用空調にAI融合、遠隔操作・エネマネ展開
・リコー<7752>ドキュメント読解性能向上、生成AIアプリ開発基盤に搭載
・新コスモス電機<6824>岩谷産業と合弁、米で家庭用ガス警報器事業拡大
・ワコールHD<3591>車部材、BASFジャパンと協業、不織布技術生かす
・ノリタケ<5331>新型ガラス基板用パッド、レアアース使用9割減
・四国電力<9507>九電みらいエナジーと潮流発電、商用化へ実証、五島市沖で
・小田急電鉄<9007>AIで踏切事故防げ、画像解析装置を導入
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 企業向けサービス価格指数(5月) 前回3.0%
・08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(6月15-16日分)
<海外>
・特になし
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