*11:18JST Veritas In Silico---lncRNA標的核酸医薬品で特許共同出願
Veritas In Silico<130A>は3日、三菱ガス化学<4182>との共同研究において、lncRNAを標的とする核酸医薬品候補の物質特許を共同出願したと発表した。
発明名称は「核酸医薬とその使用」、出願番号は特願2026-179989、対象遺伝子はlncRNA「H19」、対象疾患はH19が関与するがんで、既存薬のないファーストインクラスのアンチセンス核酸(ASO)医薬品として開発を進める。
想定開発期間は8-10年で、比較的小規模な臨床試験による承認取得を目指し、その後は適応追加やグローバル展開を視野に入れる。
共同研究では、独自創薬プラットフォーム「aibVIS」を活用し、核酸医薬品で通常標的とされるmRNAではなく、より幅広い治療効果が期待できるlncRNAを標的として研究を進めた。また、同社技術がmRNAと同様にlncRNAも標的にできることを示したとしている。
対象遺伝子のH19は、がん細胞の増殖や浸潤、転移、治療抵抗性への関与が報告され、正常細胞での発現が極めて低いことから、核酸医薬品の創出対象として有望とされる。
同社はH19に対し、複雑な化学修飾を必要とせず、シンプルな構造でありながら高活性のASOを創出し、今回の特許出願に至った。
また、今回出願した核酸医薬品は、2025年12月に特許取得済みで、2027年度の製造販売開始を目指す同社独自開発のドラッグデリバリーシステム「Perfusio」と組み合わせることによって、高い薬効と副作用低減が期待される。
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