*09:51JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合は3日ぶり反落、中東産原油の供給不安や米金利高を警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 206220.00 +0.94%
8日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.94%(1918.00ポイント)高の206,220.00で引けた。日中の取引レンジは203,985.00-207,954.00となった。
指数は上昇したものの、米国株式市場では原油急騰に伴うインフレや利上げ懸念からS&P500種とナスダック総合が下落した。中東情勢の緊迫化や米国の原油生産減少を背景とする原油高が資源株の支援材料となった半面、米ハイテク株安が上値を抑える要因となった。
【ロシア】MOEXロシア指数 2310.65 -1.18%
8日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.18%(27.56ポイント)安の2,310.65となった。日中の取引レンジは2,299.88-2,338.56となった。
買いが先行した後は上げ幅を縮小させ、後半はマイナス圏でもみ合った。ウクライナのドローンによるデータセンターの攻撃を受け、ネット検索大手ヤンデックス(YNDX)などハイテク株に売りが広がった。また、米長期金利の上昇や世界的な債券売りなども警戒された。半面、原油価格の上昇などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 71593.24 -1.44%
8日のインド株式市場は続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比1.44%(1045.46ポイント)安の71593.24、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは1.64%(371.25ポイント)安の22231.80で取引終了した。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米長期金利の上昇や原油高、世界的な債券売りが警戒され、その流れもインド株に波及した。国内では、インド準備銀行(中央銀行)が25ベーシスポイントの利上げを決めたことで、金利上昇への警戒も強まった。また、大卒者の労働参加率が9月に5年ぶりの低水準となったことも、景気への警戒材料となった。
【中国】上海総合指数 3811.90 -0.79%
連休明けとなる8日の中国本土市場は3営業日ぶりに反落、主要指標の上海総合指数が前営業日比30.29ポイント(0.79%)安の3811.90ポイントで引けた。
上海総合は約2カ月ぶりの安値水準まで落ち込んでいる米国とイランの軍事衝突の激化で中東産原油の供給不安が強まり、原油相場の上昇やインフレ高進に伴う長期金利上昇への懸念が重荷となった。国慶節(建国記念日)連休中の消費は一部で活況を見せたものの、全体では消費額の伸び悩みが伝わり、内需不振も意識された。半導体株を中心に売りが優勢となり、投資家心理はやや悪化し、相場の下押し圧力が強まった。
<AT>