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増加する「熟年離婚」に振り回される子供たちの悲鳴 進路や結婚、介護問題などその後の人生に大きな影響

「あの人と血の繋がりがあるのはあなたでしょ?」

 30代女性・Cさん(飲食店勤務)の両親は、彼女が高校時代に熟年離婚した。そして現在、70代の父親のために病院通いの日々だ。

「もともとお酒好きだった父が、アルコール依存症で病院に入院しているんです。基本的なケアはもちろん病院がやってくれますが、定期的に父の様子を見に行かなくてはならない。義務ではないんですけど、無視することもできず……」(Cさん)

 父親がアルコール依存症の一方で、母親は“自由”な生活を謳歌しているという。あるときCさんが、母に父のことを話したところ、心配するどころか、「もう離婚して、あの人は他人だから」「あの人と血の繋がりがあるのはあなたでしょ? だから心配するのね、優しいわね」などと、完全に“他人事”の反応だった。Cさんは言う。

「熟年離婚自体にとやかく言うつもりはありません。大人同士の判断なのですから。ただ、少なくとも子供に迷惑がかからないように、責任を持つ必要があると思います。この先、もし父親がに何かあったら、介護も私がやらなきゃならないんだろうなと思うと、憂鬱です」(Cさん)

 親の熟年離婚で苦労している子供たちは、少なくないようだ。(了)

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