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パチスロ新機種が苦戦続きの中、高まる「6.1号機時代」への期待

「演出などは『絆』を踏襲しているので、普通に楽しめるかと思ったんですが、やっぱり『絆2』は出玉が微妙。『絆』だと一撃数千枚を期待しながら打つこともあったけど、『絆2』だとちょっと無理です。前作が好きだっただけに、『絆2』はあまり打ちたくないのが本音です」

 パチンコで人気の『ぱちんこCR真・北斗無双』シリーズのパチスロ版となる『パチスロ真・北斗無双』は、今年7月にホールデビュー。しかし、こちらも人気はイマイチだ。パチスロ歴20年以上のパチスロファンBさん(40代男性)はこう話す。

「『パチスロ真・北斗無双』はいわゆる“周期抽選タイプ”。チャンスゾーンの抽選は基本的に150ゲームごとだし、チャンスゾーンに入っただけでは出玉もほとんど増えない。通常時からのAT抽選もあるんですが、高設定でないと期待できない。次の周期抽選まで、ただただゲームを消化しているだけの時間も長く、“一体何を打っているのか”と感じてしまう。しかも、苦労してATに入っても、すぐに終わることも多い。これでは遊びにくいです」

6号機は深追いしないで済む?

 人気機種がなかなか生まれない6号機について、前出の藤井氏はこう話す。

「すべての6号機が不人気というわけではなく、たとえば『Re:ゼロから始める異世界生活』のように支持を得られた機種もあります。しかし、5号機と比べるとそこまで惹かれないというのが、多くのファンの本音でしょう

 また、6号機の場合、設定6(最高設定)だけが安定して緩やかに出玉が増えていくという仕様の機種が多く、ちょっと知識がある人なら、データを見るだけで設定6かどうかを見抜きやすい。設定がバレやすいと、高設定の台だけが稼働して、それ以外の台が放置されてしまうという現象が起きて、さらに人気が出なくなる傾向もあります。5号機の場合だと、低設定でもアクシデント的に大勝ちすることもあるので、設定を気にせず打つ人もいたのですが、6号機の場合はそういうわけではないんです。

 ただ、一方で、6号機の低設定台は長く打っていても大勝ちできるわけではないため、少し出玉が増えたらすぐにやめるという人も多い。裏を返せば、“もしかしたら高設定かも”とか、“いままだ高確率状態かもしれない”みたいな期待を抱いて、出玉を無駄に減らしてしまうということがあまりないわけです。そういう意味では深追いしないで済むというメリットもあり、上級者ほど意外と6号機で上手く立ち回っているイメージもあります」

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