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【ドル円週間見通し】米雇用関連指標が堅調なら、ドル買い基調は継続か

・8月30日-9月3日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

○(米)8月CB消費者信頼感指数 8月31日(火)午後11時発表予定
・予想は、124.0
 参考となる7月実績は、129.1で高水準を維持している。8月については、新型コロナウイルス変異株の感染拡大が警戒されていること、インフレ懸念は消えていないことから、信頼感指数は7月実績を下回る見込み。

○(中)8月財新製造業購買担当者景気指数(PMI) 9月1日(水)午前10時45分発表予定
・予想は、50.2
 参考となる7月実績は50.3。新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するための措置が導入されており、製造業の景況感は多少悪化する可能性がある。ただし、持続的な経済成長への期待は維持されており、指数は小幅な低下にとどまる見込み。

○(米)8月ISM製造業景況指数 9月1日(水)午後11時発表予定
・予想は、59.0
 参考となる7月実績は59.5。新規受注はまずまず高い水準を維持する見込みだが、雇用の大幅な改善は期待できないこと、コスト増は一服していることから、全体的には小幅な低下にとどまる見込み。

○(米)8月雇用統計 9月3日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、非農業部門雇用者数は前月比+80.0万人、失業率は5.2%
 参考指標となる新規失業保険申請件数は、直近で40万件を下回っている。ただし、供給制約が雇用の伸びをやや抑制しており、雇用者数の増加幅は7月実績を下回る見込み。失業率は、対面型サービス業の活動拡大の影響でさらに低下する可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・8月30日(月):(独)8月消費者物価指数
・8月31日(火):(日)7月失業率、(独)8月失業率、(欧)8月ユーロ圏消費者物価指数
・9月1日(水):(豪)4-6月期国内総生産、(欧)7月ユーロ圏失業率、(米)8月ADP雇用統計
・9月2日(木):(欧)7月ユーロ圏生産者物価指数、(米)7月貿易収支
・9月3日(金):(欧)7月ユーロ圏小売売上高

【予想レンジ】
・109円00銭-111円50銭

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