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「周りがやっていても関係ない」SNSから距離を置いた若者たちの本音

好きなことを投稿しづらくなり、SNSから距離を置いた人も(イメージ)

好きなことを投稿しづらくなり、SNSから距離を置いた人も(イメージ)

周りを気にする投稿に息苦しさ

 都内の大学に通う20代女子学生・Bさんは、ある日、自身のInstagramの投稿が友人にあまり良く思われていないことを知った。

「仲が良いと思っていた子が、学校で私の投稿が気に食わないらしくて、『Bって最近、自慢しすぎだよね』『どうせ誰かに買ってもらったものなのにね』と、複数人に話しているのを聞いてしまいました。それからは、投稿するのが怖くなりました」(Bさん)

 好きなことが投稿しづらくなり、いかに自慢に思われないか、周りを気にする投稿に息苦しさを感じたという。

「インスタで嫌味なく、かといってダサくならないように投稿できるか、そんなことを気にしていたらバカバカしくなってやめました。自分のバイト代で買ったものでも、それを投稿したら“自慢”に捉えられる可能性もある。正直、『〇〇買った』『△△行った』みたいに、ストレートに投稿できる人がうらやましいです。私はすごく周りの反応が気になってしまうので、SNSに向いていないのかもしれません」(Bさん)

SNSにあふれる就活アドバイスに困惑

 都内の大学に通う20代男子学生・Cさんは就職活動中の情報取集の手段として、SNSを利用していたという。

「広告・PR業界に行きたくて、Twitterで、その業界で仕事をしているとプロフに書いている人たちをたくさんフォローしていました。最初は業界の内部や、考え方を知ることができて、就職後のイメージを持ちやすかったんです」(Cさん)

 Cさんは「自分もこんな業界にいきたい」と憧れ、SNSを閲覧することがモチベーションにもつながっていたが、それも最初のうちだけだった。

「SNSには、『大学生のうちにこれとこれとこれをしろ』といったアドバイスが乱立していて、だんだん混乱し、陰鬱な気持ちに……。あと業界の愚痴みたいなのも多くて、もちろんそういった裏側を知ることも大切なのかもしれませんが、明るい希望を持てなくなってきたので、一旦Twitterを見るのはやめました。TikTokも同様です。自己PRで意識することとか、たくさん流れてきすぎて、何をしたらいいのかわからなくなりました。結局、違う業界で内定をもらい、そちらで広報・PRを目指そうと思っています。

 ただ、就活で仲間に励まされ救われたこともあったし、僕の内定を自分のことのように祝ってくれた人もいたので、SNSのつながり自体は心地良かったです」(Cさん)

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