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「ちょっといいですか?」より「そういえば」が効果的 仕事を「短くやる」ためのビジネス雑談の極意

相手の置かれている状況を理解することが、コミュニケーションを上達させる最初のステップだ(写真:イメージマート)

相手の置かれている状況を理解することが、コミュニケーションを上達させる最初のステップだ(写真:イメージマート)

 コミュニケーションの取り方は、仕事の進め方を大きく左右する。では、どのようなタイミングで、どのように話すのが成果につながりやすいか。新刊『「すぐやる」よりはかどる!仕事を「短くやる」習慣』が話題の戦略コンサルタント・山本大平氏が、コミュニケーションの工夫で仕事を素早く進めるコツを解説する。

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短時間で仕事が終わるコミュニケーション術

 仕事をスムーズに進めて、確実に成果を出すためには、自分の都合だけで勝手に判断しても上手くいきません。

 相手の置かれている状況に関心を持ち、心や身体のコンディションを観察して、それに見合った行動を取ることが大切です。人間には感情がありますから、相手に余裕があるときを狙って話すのと、余裕がないときに話すのでは、上手くいく確率が異なります。

 それは家族のちょっとした会話でも同じことです。例えば、あなたが在宅ワークで時間に追われているときに、お子さんが「遊園地に連れてって」と言ってきたら、どうしますか? 素直に頭を切り替えられる方がいれば、私は無条件に尊敬します。私ならば、「ちょっと待ってくれ。その話は後で考えるから」と返してしまいます。

 とても忙しいときに、緊急性がなかったり、優先度が低い話をされても、すぐに頭のスイッチを切り替えることはできません。「遊園地に連れてって」という話を休日のリラックスタイムにされていれば、すぐにスケジュールを確認して、「今度の日曜日に行こうね!」と答える余裕がありますが、時間に追われている状況であれば、その話は後回しになります。

 ビジネスシーンでは、意外とこうした“ズレ”が頻繁に繰り返されています。自分にペースがあるのと同じく、人にもペースがありますから、相手に配慮したコミュニケーションを心がけることが、自分のペースの最適化につながります。

 自分本位で物事を進めるのではなく、相手の状態をよく観察して、コミュニケーションミスを少なくすることが、仕事を「短くやる」ことに直結するのです。

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