ポイントを賢く貯めて家計に還元する「ポイ活」。節約の達人はどのように実践しているのか? 5年で100万円分の楽天ポイントを貯めたことがある時短節約家のくぅちゃんさん(42才)に話を聞いた。
都内の一戸建てに家族4人で暮らす時短節約家のくぅちゃんさんは、6年間で1000万円を貯蓄した節約上手だ。いまでこそ節約も、その一環で行うポイ活も得意だが、浪費していた時代もあったという。
「結婚当初、看護師をしていた頃は忙しく、頻繁に外食をして食費は夫婦2人で月9万円以上に。さらに2度の出産、マイホームの購入などで貯蓄が激減。節約とポイ活に目覚めました」(くぅちゃんさん・以下同)
まず行ったのは、買い物先やスマホ、銀行などを楽天系列に集約し、楽天ポイントに絞って貯めることだったという。
「楽天のクレジットカードを作り、楽天銀行、楽天証券の口座を開設。スマホも楽天モバイルに乗り換えました。日用品や家電の購入、ふるさと納税は楽天市場で行い、その決済も楽天カードで。これで、買い物をしたり固定費を払うだけで自動的に楽天ポイントが貯まる仕組みを作りました」
これなら管理もしやすい。初心者におすすめだ。
楽天ポイントを賢く貯める5つの裏ワザ
【1】「楽天スーパーSALE」「お買い物マラソン」でまとめ買い
インターネットショッピングサイト「楽天市場」では、通常年4回「楽天スーパーSALE」が、そしてほぼ毎月「お買い物マラソン」が開催される。通常よりポイントが貯めやすいので、買い物はこのときに集約するという。
「期間中は、税込1000円以上の商品を買った店舗数に応じ、ポイントが倍率になる『ショップ買いまわり』制度が適用されます。たとえば2店舗で買えばポイントが2倍に。ただし、お得につられて無駄遣いしないよう買い物リストを作り、送料無料、かつ必要なものだけ買うと決めています」
貯めた楽天ポイントは、スマホ決済「楽天ペイ」にチャージし、西友などでの買い物に活用。