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【注目トピックス 市況・概況】NY外為:ドル・円34年ぶり円安、ドル一段高、パウエルFRB議長は利下げへの姿勢を後退、高金利の長期化も示唆

*03:06JST NY外為:ドル・円34年ぶり円安、ドル一段高、パウエルFRB議長は利下げへの姿勢を後退、高金利の長期化も示唆
連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長はマックレム・カナダ中銀総裁との対談において経済がかなり強く、データもインフレを巡り一段の確信に欠如しているとの見解を示した。利下げに向けてインフレ鈍化を一段と確信するまでにはより時間がかかる可能性が強いと言及し、利下げに向けた姿勢を後退させた。もし、高インフレが持続した場合、FRBは必要な限り現状の金利を維持するとした。

10年債利回りは4.69%まで上昇し、年初来で最高付近で推移。ドル買いも強まり、ドル・円は154円79銭まで上昇し、34年ぶり円安・ドル高を更新した。ユーロ・ドルは1.0654ドルの高値から1.0601ドルまで下落し、昨年11月来の安値を更新。ポンド・ドルは1.2472ドルへ上昇後、1.2406ドルまで下落した。

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