[NYDow・NasDaq・CME(表)]
NYDOW;41860.44;−816.80
Nasdaq;18872.64;−270.07
CME225;36920;-340(大証比)
[NY市場データ]
21日のNY市場は続落。ダウ平均は816.80ドル安の41860.44ドル、ナスダックは270.07ポイント安の18872.64で取引を終了した。長期金利上昇を嫌気した売りが先行し、寄り付き後、下落。欧州中央銀行(ECB)が21日発表した金融安定報告で、米トランプ大統領の関税政策で米国資産のリスクに対する投資家の懸念が強まり、世界の金融システムにさらなる衝撃を与える可能性があると指摘。また審議中の減税法案を巡り、財政悪化懸念が広がり、長期金利が一段高、午後下げ幅を拡大した。ダウは管理医療会社ユナイテッドヘルス(UNH)の下落も重しだった。ナスダックはアルファベット(GOOG)の上昇を追い風に一時プラスに転じるも買いの勢いは続かず下落して終了。セクター別では自動車・自動車部品が下落、メディア・娯楽が上昇した。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比340円安の36920円。ADR市場では、対東証比較(1ドル144.11円換算)で、ゆうちょ銀行<7182>、日本郵政<6178>、ルネサス
<6723>、ソニー<6758>、村田製作所<6981>、リクルートHD<6098>、東京エレク<8035>などが下落し、全般売り優勢となった。
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