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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】ユビキタスAI—25年3月期増収増益、ソフトウェアサービス事業・データアナリティクス事業が好調に推移

*12:24JST ユビキタスAI---25年3月期増収増益、ソフトウェアサービス事業・データアナリティクス事業が好調に推移
ユビキタスAI<3858>は20日、2025年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比19.0%増の41.38億円、営業利益が同46.9%増の1.05億円、経常利益が同15.8%増の1.01億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同195.1%増の0.97億円となった。

ソフトウェアプロダクト事業の売上高は前期比30.5%増の8.99億円、セグメント損失は0.28億円(前期は0.17億円の利益)となった。高速起動製品における国内外の車載機器関連及び海外民生機器の既存顧客からのロイヤルティ売上、また、セキュリティ製品及びデータベース製品における産業機器の既存顧客からのロイヤルティ売上、さらに、音声コードUni-Voice(ユニボイス)製品の印刷関連の既存顧客からのロイヤルティ売上が中心となっている。売上高の増加要因は、グレープシステム(GS社)のロイヤルティ売上の増加によるものであり、セグメント損失の増加要因は、自社製品の売上及び利益減少並びにセグメント共通コスト増加の影響によるものとしている。

ソフトウェアディストリビューション事業の売上高は同6.1%増の13.18億円、セグメント損失は0.37億円(同0.14億円の損失)となった。BIOS、Bluetooth、ソフトウェア解析・開発効率化ツール及びネットワークマネジメント等の海外製品における既存顧客からのロイヤルティ及び受託開発売上、また、セキュリティ検証ツール・サービスの既存及び新規顧客へのライセンス販売並びに受託開発売上が中心となっている。既存顧客からのロイヤルティ及び受託開発、既存顧客向けライセンス売上の前倒しに加えて、GS社取扱い海外製品の売上分の追加により、売上高は前期比で増加した。セグメント損失の増加要因は、セグメント共通コスト増加の影響によるものとしている。

ソフトウェアサービス事業の売上高は同51.6%増の10.05億円、セグメント利益は同182.8%増の1.18億円となった。既存顧客からの各種受託開発売上、データコンテンツ「YOMI」に関する車載機器向けを中心としたライセンス売上に加え、GS社の受託開発売上追加により、増収増益となった。

データアナリティクス事業の売上高は同3.6%増の9.14億円、セグメント利益は同91.3%増の0.51億円となった。一般企業及び教育機関へのデータ解析ソフト、画像解析ソフトの販売増により、増収増益となった。

2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が43.49億円、営業利益が0.06億円、経常利益が0.05億円、親会社株主に帰属する当期純損失が0.23億円を見込んでいる。

<NH>

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