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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】サニーサイド Research Memo(6):主力のPR・販促支援が堅調も、一過性の販管費計上から増収減益(2)

*16:06JST サニーサイド Research Memo(6):主力のPR・販促支援が堅調も、一過性の販管費計上から増収減益(2)
■サニーサイドアップグループ<2180>の業績動向

3. 財務状況と経営指標
2025年6月期第3四半期末の財務状況を見ると、資産合計は前期末比793百万円増加の9,265百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産は現金及び預金が512百万円、売上掛金が104百万円増加している。固定資産については、投資その他の資産、有形固定資産、のれんのそれぞれに大きな変化はない。

負債合計は前期末比252百万円増加の4,589百万円となった。流動負債は買掛金が934百万円増加した一方、短期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)は59百万円減少している。固定負債については長期借入金が100百万円減少している。

近年の経営効率化が奏功し、収益性の向上が進む中、バランスシート健全性についても改善が見られる。フリー・キャッシュ・フローが増加することで、ネットキャッシュ(現金及び預金-有利子負債)は、2025年6月期第3四半期末に2,900百万円まで積みあがっている。一方、有利子負債の返済も着々と進んでおり、有利子負債比率は17.0%、自己資本比率は48.7%となっている。財務状況の改善は十分であり、豊富な手元流動性及び財務レバレッジの観点からは、M&Aを含めた追加的なリスクテイク余地は十分にあると考える。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 三浦健太郎)

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