*15:06JST ZenmuTech---秘密分散ファイルの保管先としてスマートリング対応の開発を開始
ZenmuTech<338A>は10日、PC内のデータを暗号化して分割し、複数の環境に分散管理する秘密分散技術を用いたセキュリティソリューション「ZENMU Virtual Drive(ZVD)」において、スマートリングを秘密分散ファイルのオフライン保管先として活用する新技術の開発を、国内外のパートナー企業と共同で開始したと発表した。
ZVDは「PC内にデータを残さない」というポリシーのもと、PCとクラウドまたはスマートフォン等にデータを分散管理し、オンライン・オフラインを問わず安全かつ快適な利用を実現する。従来はスマートフォンやUSBメモリーがオフラインストレージとして用いられていたが、紛失や盗難のリスクに加え、企業によるスマートフォン利用制限などから、新たな選択肢としてスマートリングの導入に着目した。
スマートリングは、BluetoothでPCとペアリングされ、設定済みの端末以外との接続は不可。使用者が席を離れた際には自動ロックがかかり、リングの電源を切ると即時にファイルが利用不可となるなど、高い安全性を実現する。さらに今後は、認証・データ保護・アクセス管理の三機能を併せ持つ統合セキュリティデバイスとしての展開も見込まれている。
<NH>