閉じる ×
閉じるボタン
有料会員限定機能の「クリップ」で
お気に入りの記事を保存できます。
クリップした記事は「マイページ」に
一覧で表示されます。
マネーポストWEBプレミアムに
ご登録済みの方はこちら
小学館IDをお持ちでない方はこちら
FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】米国株見通し:下げ渋りか、インフレ指標を見極め

*13:57JST 米国株見通し:下げ渋りか、インフレ指標を見極め
(13時30分現在)

S&P500先物      6,029.75(-15.25)
ナスダック100先物  21,903.50(-59.00)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は106ドル安。米長期金利高は小幅に上昇し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。

10日の主要3指数は堅調。ナスダックとS&Pは終盤に堅調地合いを強め3日続伸、ダウは上げ幅縮小も105ドル高の42866ドルとプラスに転じた。この日は重要経済指標の発表が予定されておらず、英国で開催中の米中貿易協議の行方が注目された。ただ、特に進展はみられず、調整に伴う売り買いが中心。両国関係改善への期待感からエヌビディアなどが選好された一方、長期金利の上昇を背景に一部ハイテクが売られ、指数の伸びは限定的だった。

本日は下げ渋りか。今晩発表の消費者物価指数(CPI)はコア指数も含め前回から伸びが加速するとみられ、連邦準備制度理事会(FRB)の緩和的な政策姿勢への期待は後退。金利高に振れればハイテクを中心に売りが先行しそうだ。ただ、生産者物価指数(PPI)を控え、過度な下げは抑制されよう。一方、米中貿易交渉の合意は好材料だが、内容が注視され、積極的な買いは縮小の可能性も。トランプ政権の高関税政策に関する法的妥当性の論議も材料視されるだろう。

<TY>

fisco

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。