*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:方向感乏しく3日ぶりに反落
6月12日の東証グロース市場250指数先物(6月限)は前営業日比1pt安の765pt。なお、高値は769pt、安値は763pt、日中取引高は3267枚。前日11日の米国市場のダウ平均は小幅反落。対中通商の合意成立を好感し、寄り付き後、上昇。消費者物価指数(CPI)も予想を下回る伸びに留まり年内の利下げ期待を受けて、続伸した。終盤にかけて、イランが地域の基地攻撃を警告、イラク大使館員の避難が報じられると中東地政学的リスクを警戒し、下落に転じ終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比1pt高の767ptからスタートした。朝方は堅調な始まりとなったものの、上値が重く、小動きながら徐々に値を消す展開。東京市場全体が弱含む中、相対的な強さは維持したものの、利食い売り圧力も高く、伸び悩む格好となった。
一方で、5日移動平均線のサポートが意識され、下値を売り込むこともなく、方向感の乏しい動きが継続。引けにかけてやや値を戻し、3日ぶりの反落となる765ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、GENDA<9166>やSyns<290A>などが下落した。
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