*08:25JST 強弱感が対立するなかもみ合い展開か
[本日の想定レンジ]
12 日のNYダウは101.85ドル高の42967.62ドル、ナスダック総合指数は46.60pt高の1
9662.48pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比25円高の38205円だった。本日は米ハイテク株高などを好感した買いとトランプ米政権の関税政策に対する不透明感などを警戒した売りが交錯し、もみ合い展開が予想される。前日は円高進行などを嫌気して下落した。ただ、上昇基調にある5日移動平均線(38127円)を上回って引けた。
きょうは6月限りの先物・オプションの特別清算指数(SQ)算出日を迎え、取引序盤は大きな値動きになる可能性があるだろうが、投資家の関心は来週の重要イベントに移っており、次第に様子見ムードが強まることが予想される。来週は15日から主要7カ国首脳会議(G7サミット)、16日からの日銀金融政策決定会合、17日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)などが控える。また、トランプ関税の行方も引き続き関心事だろう。見極め要素が多いだけに積極的に売り買いを仕掛ける向きは少ないほか、週末の持ち高調整の動きも想定される。上値のめどは心理的な節目の38500円や11日の高値(38529円)、節目の39000円、下値のめどは、節目の38000円や200日線(37916円)、25日線(37746円)などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限38400円-下限38000円
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